絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

「まるまるまるのほん」は体験型の本。色や数や左右を覚えます!

今日は「まるまるまるのほん」です。最近はやりの体験型の本ですが、その中でもかなり教育的な本だと思います。

今日は、私のお気に入りの「まるまるまるのほん」です。最近増えている参加型、体験型の絵本ですが、その中でも結構勉強になるシリーズだと思います。

 

最近大ブームの参加型、体験型絵本。

 最近、とにかく本にアクションをしていくような、本と対話するようなものがはやっていますよね?

いろいろな流れがあるんだと思いますが、私が意識したところでいえば、「ぜったいにおしちゃダメ?」あたりからブームが始まったんじゃないかな?

「おしちゃダメ」って言われるとおしたくなるわけで。おすといろんなことが起こって収拾がつかなくなっていく。

そのあとは、「えがないえほん」とか。

声に出して読むっていうのがルール。変な言葉とか、おもしろい言葉とか。確かにおもしろい。

こういう本がなんだかはやっているんですよね。続編とかシリーズみたいに続いていく感じで。

確かに、アクションして、本が変わっていくっておもしろいですよね。というようなブームのひとつだと思うんですが、私のおすすめは「まるまるまるのほん」です。

 

「まるまるまるのほん」

※大きい画像は絵本ナビへのリンクです。試しよみができます。

「まるまるまるのほん」に描かれるのは、ただのマル。これを押すアクションをすると、数が増えたり、大きくなったり、色が変わったり…。

これ、一回ブログで紹介しました。

www.manebi.tokyo

本を使ってアクションをさせていくなら、何か意味があった方がいいな、なんて欲張っちゃうのが私の悪いくせです。

というのも、この本の場合、色の指示、青、赤、黄色の三色ですが、その指示と、数の指示、「3回おして」というような指示。あとは「上に」とか「下に」とかと、「右、左」の指示があります。「大きく」「小さく」というような指示もあるんですね。

せっかくだったら、こういうことを通じて、いろいろ覚えてほしくないですか?

うちの子の場合、数をかぞえる練習がなかなかできていないのと、上下は大丈夫なんですけど、右左がなんとなくになっちゃうんですよね。

数については、国語教員ならではで、後回しにしちゃうんですよね。

右左はやっぱり難しいみたいで、フィーリングなんですが、やっぱりこれは使う経験量なんじゃないかと思ってるんです。

というわけで、スイミングスクールにおいてあるので気に入って、とりあえずすぐ買ってみたという感じ。

まあ、思ったように数を覚えたかというとそうではないけど、こういう体験型の絵本をひらいて楽しんでいるのをみるとそれはそれでいいか、と思います。

でも、ちょっといろいろ覚えさせたいな、という色気のある方には、おすすめですので、やってみてください。