絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

今、触れずにはいられないおさるのジョージブーム!「おさるのジョージ チョコレートこうじょうへいく」

今日は、うちの子がはまりにはまっているおさるのジョージシリーズです。「おさるのジョージ チョコレートこうじょうへいく」です。

 

書かずにはいられない「おさるのジョージ」ブーム

そろそろ書かずにはいられなくなっているのが、うちの子にやってきた「おさるのジョージ」ブームです。

もちろん、Eテレから始まるんですが、なんであんなにはまるのかなあ、というぐらい、今の彼女のブームは「おさるのジョージ」です。

父親の私がそこを意識しはじめたのはデザインTシャツの「グラニフ」に行ったとき。

セールのパーカーっぽいシャツがあったとき、まず、彼女の好きな恐竜を見つけたんですね。まあ、ぱっと気に入ってこれを買うと始まるわけですが、その次にお母さんが同じようなデザインの「おさるのジョージがあるよ」といった瞬間に、そちらに切り替わって、離さなくなるんです。

私は恐竜が好きだと思っていたので、セールには弱く「これも買えば?」的な動きをしていたんですが、いらないの一点張り。それどころか、違うジョージの長袖Tシャツを見つけた瞬間、これもほしいと始まりまして。

これが、彼女のジョージブームに気づいた瞬間でした。

で、結局その後、グラニフの長袖Tシャツは2種類加わりまして、現在は彼女用に四枚、父親母親兼用ですが、大人用が計四枚あるという、なんだかジョージ大好き一家のようになっております。

ここから、TSUTAYAのレンタルと、テレビの録画と、さらにはマクドナルドのハッピーセットを経まして、目下、ブームは去ることなく、続いております。

こんな中、これを本で読ませない手はないと、書店にと足を運んだわけですね。結構、前になりますけど。

 

いっぱいありすぎてどれを買っていいかわからない…

とはいえ、最初は実は「おさるのジョージ」を買うと決めていたわけではなく、奥さんと「『おさるのジョージ』探してみようか?」ぐらいから、「じゃあ、買おうか?」ぐらいの感じでしたから、困ったのはシリーズが多いこと。

家に一番近い本屋も結構な品ぞろえなんですが、足を運んでしまった蔦谷書店になりますと、まあ、これが山ほどあるんだ。

びっくりです。

そうなると、困るのは何を買っていいかわからない…。幸いにして、いつの間にか、「ひとつだけ買う」ということを覚えたうちの娘は、山ほど買おうとはしないものの、どれにしていいか困ってしまうよう。

で、もうひとつ困ったことに、この蔦谷書店は、販売用は全部フィルムがかかっていて、中が読めない。もちろん、見本用は読めるんですが、おさるのジョージシリーズは、そもそも山ほどが少しずつおいてあるから、その中のいくつかしか、見本がない状況でした。

さあ、困った…。

どうしよう…。

だいたい「おさるのジョージ」ときたあとに、キーワードがくる。これが子どもの好きそうなキーワードなわけですね。

で、中に「ひとまねこざる」とタイトルについてるものもみつけます。

いったいこれは、どういう違いなんだ…。まったくわからないものの、もう仕方ないから、とりあえず子どもは「ジョージ!」と叫んでいるから、「おさるのジョージ」と書いてある方から選ぶことにしました。

…実は、これは後で気づくんですが、間違いで、シリーズの最初は、「ひとまねこざる」の方で、しかも第一作は「ひとまねこざる」じゃなくて、「ひとまねこざるときいろいぼうし」なんですよね。このあたりは、また後で書くことにしますが、なるほど、こういう違いなのか、と思ったところです。

 

「おさるのジョージ チョコレートこうじょうへいく」

というわけで、最初に買ったのは、本当は2冊だったんです。おっと、さっき「一冊だけ」に慣れた、と書きました。まあ、男親は甘いので…。基本的に、一冊にしようと悩むわけですね。どっちにしようかと。そうすると、かわいそうになっちゃって…。まあ、親がすすめたい方と違うのを、手にとるということもあるんですけど。

で、それをレジへ持っていこうとしたとき…。

イベント的なコーナーに、「チョコレートこうじょう」が山積みされているではないですか!!

バレンタインデーが近かったので、チョコレートにまつわる本は別格扱いだったんですね。

というわけで、それ「も」ほしくなってしまうわけです。だって、うちの子、チョコレートが大好きなので。ジョージと一緒ですね。だから、ちょっとまた迷ってしまったんです。ぼくは「いいよ、いいよ、買っちゃおうよ」って感じでした。というわけで、3冊まとめ買いです。

おくさんはほとんどあきれてますけど、まあ、本だからまだ許してくれます。

※大きい画像は、絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

 「おさるのジョージ」は、「Curious george」ですね。好奇心の強い、という訳のようですが、絵本の中では「しりたがり」となっています。とにかく、いろんなことを「しりたがる」わけです。これが、たいていトラブルになっていきます。

うちは、今、放送のテレビアニメから入っているんですが、絵本とかアニメの最初のシリーズを見たりすると、まあ、めちゃくちゃですね。

やることがひどい。

こういうトラブルが、本当のジョージなんだなと思いました。今、やってるのは、結構勉強になるんですよね。

さて、このチョコレート工場では、要はチョコレートを作ってるのを見たら、どうなっているのか、機械の中を見たくて仕方がなくなるわけです。

で、当然、トラブルを起こす。彼は、バナナクリームのチョコがほしいんですけどね、いろんなチョコ作ってるから、そればかりが出て来るわけではなくて…。

まあ、でも結構やらかしてくれますよね…。最後は解決するとはいえ…。

これを、「しりたがり」ととらえるところに、マーガレット・レイさんの愛情を感じます。

子どもだって、本を破こうと思って破ったり、ちりがみをむだにしてやろうと思って死ぬほど出したり、パソコン壊そうと思って麦茶こぼしたりしてるわけではないんですよね。9万かかりましたけど直すのに。

これが好奇心であり、しりたがりであるということ。

これを伸ばしてやる「寛容」さ、いえ、長所としておもしろがれる心意気が親には必要なわけですね。

チョコレート工場では、絵本ナビのレビューにも多かったですけど、チョコの紹介のページは確かに好きでした。

ジョージと一緒で、子どもはチョコ大好き。おかあさんの目をかいくぐって、チョコをゲットするあたりは確かにジョージと一緒。

工場見学とかもいってみたいなあ、と思う一冊でした。