絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

「なぞなぞライオン」なぞなぞは結構楽しいかもしれない。

今日の読み聞かせは「なぞなぞライオン」です。

さて、すっかり秋になって読書の秋です。

うちの娘は小学校の2年生で、読み聞かせもこつこつと続けております。この間は初の3年生のクラスへ出張しましたが、久しぶりに娘のクラスに戻ってまいりました。

何度か訪れていると、声をかけてもらったり、手を振ってもらえたりするのが楽しい今日この頃。

というわけで、前回は「ぐうたらとけちとぷー」。

ehon.manebi.tokyo

これで結構うけたところで、迷ったんですが、読み聞かせ路線、つまり絵本の絵に頼らず、話で聞かせるシリーズを頑張ってみようと考えました。

ということで、また蔦屋書店に行って探しつつ、でもなかなかいい感じに探しきれず、この本と一緒に探して買っておいた「なぞなぞライオン」にしました。

大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

このお話も、3話収録で、やっぱりパターンが決まっています。

女の子に動物がおそいかかってきて、それをなぞなぞとか早口言葉とかしりとりとかの対決をして、女の子がやっつけちゃう…っていう話です。

最初が、「なぞなぞライオン」。食べられるか、食べられないかをなぞなぞで勝負します。

なぞなぞなので、クラスのみんなも考えて答えてくれるので盛り上がります。

でも、「下は大火事、上は大水、なあんだ?」という典型的なぞなぞは、「おふろがわきました!」と知らせてくれる現代において、まったくわからないようで、困りました。これ、この本では、女の子がこれを出して、ライオンが「おふろ」と答えて、女の子が「残念でした。海底火山です」とやるんですけど、このなぞなぞを知らない小学校2年生はいきなり「海底の火山」とかオチにたどりついてしまいました。

「めでみないで、したでみるもの」は、ちゃんと「味!」と答えてくれるとライオンがずるをして、「ちがうよ。みみできかずに、めできくものって言ったんだよ」という台詞で「ずる~い」となって、盛り上がりました。

次は、時間を考えて「へびは、はやくち」か「しりとりなサイ」のどちらにするか迷ったんですが、早口言葉の方が面白いかと思って、つまり、読む私が苦労するのがうけるかと思って早口言葉を選んだんですが、音だけ聞いても何を言ってるかわからないらしく、コケました。

「ふるくりの木のふる切り口のふるくぎひきぬきにくい」とかなんですが、たぶん音で聞いてもわからない。

後半にいたっては「となりのカキはよく客食う…」というように、よくある早口言葉を変な風に言ってるというのが面白いところなんですけど、たぶん、元の早口言葉もわからないのに、音だけでイメージするのが難しいということのようで、大失敗。

まあ、それでも「なぞなぞライオンおもしろかった!」と言ってくれたので感謝です。

3年生に行った時は、なぞなぞライオンとしりとりなサイにします…