絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

「しっぱいなんかこわくない!」2年生も読み聞かせ、始まる!

今年の読み聞かせボランティアもスタートしました。

最初に選んだ本は「しっぱいなんかこわくない!」です。

娘も2年生になり、小学校での読み聞かせボランティアも2年目に入りました。

今年から、読み聞かせボランティアの設定や調整も、先生方から保護者ボランティアにうつることとなり、いいことだなあと思うのと同様に、ボランティアに手をあげてくださる保護者の方に頭が下がります。

というわけで今年もスタートいたしました。

新しい小学校で、だんだんクラス数も増えていき、ボランティアも数が必要になっていきます。まあ、生徒が増えれば手をあげる方も増えるでしょうから、なんとかなっていくんじゃないかとは思いますが、できるかぎり協力していきたいな、というか、個人的にはおもしろいからいいか、という感じでスタートしております。

最初の本は何がいいかなと、春休みにいつもの通り本屋に行っておりました。基本的には「読み聞かせ」へのチャレンジというのが、昨年後半からのテーマとなっておりまして、なんとか読み聞かせで行ける感じのはないかなとか、あるいはそこへの橋渡しとなるような、つまり絵があんまり重要じゃない形で、話のおもしろさで引っ張っていける感じの本はないかなと探し回りました。

長さについては、去年のおかげでだいぶ感覚がつかめまして、「これなら一冊だな」とか「これは2冊用意しないと」「これは時間オーバーするかも…」みたいになんとかさっと見るだけでわかるようになりました。

こういう本探しも楽しいものです。

子どもは、「ゆるゆる生物図鑑」シリーズにはまり、ひたすら読んでおりました。

もちろん、最終的に買うことになりまして、その後何度か訪れた結果、ほぼコンプリートしております。

まあ、その話はまた今度。

というわけで、私は子どものもとを離れまして、ひたすら読み聞かせ用の本を探すわけです。

で、訪れる度に、新作絵本をまとめてくれたり、季節の絵本をまとめてくれたりするので、そういうところを中心に見てまわるから楽ですね。探しやすいし。

さて、そんな中で見つけたのがこちら。

「しっぱいなんかこわくない!」

 

※大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

この本のタイトルを見て「ああ、2年生のスタートにちょうどいいかも…」なんて思って手にとりました。

後は長さだけ見て入りそうだったので。

エンジニアを夢見る小学生の女の子がガラクタを集めて、様々なメカを作ろうとするお話。せっかく作っても喜んでもらえなかったり、失敗してしまったり…。

もうエンジニアになるのはやめよう…と思うんだけど…

というようなお話です。

さて、2年生になって教室に行くと、机が後ろに下がっていて、みんなが体育座りで待っていてくれました。机にいるより距離が近くてやりやすい。

このままこの感じだったら、絵本も悪くないなと思ったり。

残念ながら自分の準備不足で暗記できるようなところまで読み込んでなかったので、反応を見ながら…というのはすごく難しくて、読むので精一杯でしたが、みんな真剣に聞いてくれて、最初としては手応え十分でした。

みんな、しっぱいをおそれずにいろんなことにチャレンジしてほしいなあ、と思ってしまう一日でした。