絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

ディズニーではまったら、やっぱりこのシリーズ。「白雪姫」は勉強になった。

今日は、前に紹介した「おおかみと七ひきのこやぎ」と同じシリーズから、「白雪姫」を紹介します。

 

子どもがディズニーにはまる!

子どもが生まれて、キャラクターものを持たせるのっていやだななんて漠然と考えていたことが一気に変わります。

子どもが生まれるとこうも変わるものか、と我ながら思います。

欲しいと言われると探しますよねえ。

うちの場合、まず1歳あたりのところで、圧倒的に「いないいないばあ」にはまります。もちろん、いろんなものをアニメやテレビとして見ていたような気がしますが、一番よろこんだのは、わんわんとうーたんでした。

だから、まず、この絵が描けるようになりました。

そのあと、うちの場合は、1歳後半から2歳にかけて「アンパンマン」です。これは今も続いていますが、熱が高かったのは、2歳半ばぐらいまでで、アンパンマンミュージアムとか、アンパンマンの映画とか、これがお気に入りだった時期がありました。

これとリンクするように、彼女の関心を占めるようになったのがディズニー。ほぼ2歳を過ぎてからだと記憶していますが、プリンセスソフィア(知ってました?子育てしてなかったら、知らないまま死んでいたと思います。私は)から始まり、テレビでファインディングドリーをやったあたりで熱が高まります。海とお魚好きの娘は、当然、ニモにも夢中になり、ソフィアの人魚のともだちの回に出ていたアリエルを見て、アリエルが大好きになり、このあたりで「プリンセス」にはまるんです。

プリンセス!

すごい響きですよね。きっと女の子が通る道なんでしょう。保育園で、誰かが着て着ちゃいけないプリンセスの服を着たことがあったらしく、そんな服をほしがり、そして、ディズニーランドというものに、興味を示し、行ってみたがってしまうわけです。そんな時期が2歳後半でした。

親戚のおねえちゃんの影響もあり、プリンセスの名前は映画も知らないのにさっと覚え、いつの間にか、アナと雪の女王もお気に入りにランクイン。

女の子はすごいなあ、と思います。

その間、チャギントンと機関車トーマスを若干経由し、トトロなどのジブリ系もだいぶムーブメントを起こしながら、今はこれとリンクして、「おさるのジョージ」の一大ブームが来ておりまして、ひたすらこれを見ている次第。

まあ、ジブリとディズニーはまた揺り戻しがありそうですが…

さて、彼女のお気に入りのプリンセスはといえば、アリエルです。なぜなら、海でお魚が出て来るからです。でも、リトルマーメイドは観たことがなかったんですね。ソフィアで出てきただけです。

他のプリンセスとなると、これもほぼ知りません。だから、何度も繰り返し見たアリエルの他にはお気に入りはいなかったんです。

ところが。さっき書きました保育園のお友達が着て来たドレスというのが、「白雪姫」なんです。

これ、実はよく知らなかったんですけど、まず、(娘)念願の初ディズニーランドで、ミッキーの耳をほしがるんですが、その後、なぜか、「ドレス!」の一点張り。確か、あそこにあったよな…というまだ結婚したての二人で行った記憶をたどって、たどりつくと、なぜか「白雪姫」に一目ぼれ。アリエルもあるし、アリスやアナのドレスもかわいいのに脇目もふらず、白雪姫!

もう、こうなると男親なんていうのは弱いもので、その場で着せてプリンセスを満喫させてあげました。

後で、保育園の何とかちゃんが着ていたのがこれだと知って、なるほどなあ、と感心しましたが。

このドレスを買っていらい、彼女は当然白雪姫がお気に入りのプリンセスの一人になるわけですが、問題は、白雪姫の話をまだよく知らないこと。当然ディズニーランドのアトラクションは行きましたが、怖かったらしく最後でおびえておりましたが、それもおそらく話をよく知らないからで、というわけで、白雪姫の話を買うことになりました。

 

「白雪姫」はどうして生き返るのか?

というわけで、「白雪姫」を買うとなれば、このシリーズです。ディズニーは高くていけません。

※大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

 残念なことに、彼女の大好きな白雪姫のドレスは、ディズニーの商標がかかっているのか、はたまたこの絵本の画家の矜恃かわかりませんが、違うデザインになっておりますが、それでも白雪姫そのものは、ディズニーのものではありませんから、当然お話はこうしていろいろな形で出版されるわけです。

この絵本のストーリーが原作に忠実であるということはないんですが、いや、勉強になりました。

みなさん、どうして白雪姫、生き返るか知ってます?

そうですよね。王子様とのキスですよね?そんな印象ですよね。あるいは涙とか。そんな感じじゃないですか?

違うんですよね。白雪姫の亡骸を、家来が運んでいたら、つまずいて倒れてその拍子に、口から毒りんごが出て来て生き返るんです。

そもそも、全部、毒が仕込んであって、この前に二度ほど倒れています。

きぬのひもとくしです。

それぞれ毒が塗ってあるんですけど、こびとたちがそれをとると生き返る、という形になっています。

りんごも同じ理屈。体の外に出てくれば生き返るわけです。

原作どうなっているかわかりませんけど、なるほどなあ、という形です。

これを読んで以来、うちで白雪姫ごっこが流行ります。すぐ倒れるんですね。生き返るためには…。

そうです。毒をとりだすんです。この遊び、いまだに流行っております。どっちかが倒れると、毒をとらないといけないんですね。

これをひたすら繰り返す。

彼女がなるプリンセスはいろいろなものがあります。このプリンセスブームにのっかって、イトーヨーカドーで半額以下だった、ディズニーのプリンセスパジャマを、ラプンツェルとアリスと買ったこともありまして。いろんなプリンセスになるんですが、最後は必ず、毒で死ぬ。

で、これを常に毒を取り出すわけですね。

どこかの、絵に描いたようなおうちでは、キスの真似のようなことで生き返るのかもしれませんが、うちでは、リアルに毒をぬく、ということで生き返っております。