今日は、英語の絵本の中で一番思い出深い本を紹介します。「Can you find me?」です。
「Can you find me?」は国際ブックフェアでゲット!
この本は国際ブックフェアでゲットした本です。趣味というよりは仕事で、結構毎年訪れていました。こういう外国の絵本と、あとはデジタルコンテンツが当時は非常に珍しくて、欠かさず足を運んでいました。
今はいそがしくなったのと、ブックフェア以外でもデジタルの教育コンテンツはたくさん出てきましたから、そこでないと出会わない、というようなことではなくなったように感じています。
でも、今だからこそ趣味で行ってもいいなあ、と書いていて思います。
これ、amazonとかで探したんですけど、まったく販売していないみたいで、ちょっと変わった絵本です。
表紙の写真に、絵が描いてあると思うんですけど、国ごとに一枚の絵があって、そこに表紙に書かれている子どもひとりがいて、たくさんの人の中からその子を探すというウォーリーを探せ、のような絵本なんです。
アジアの国々が舞台なので、みんなアジアの子。絵を見ていると文化や生活習慣も伝わってきます。
アジアのユネスコが発行した本ということのよう。
絵そのものも、おそらくそれぞれの国の方が描いているようで、まったくタッチ、テイストが違うのもおもしろい。全然違いますよね。
これを国の差にしてはいけないと思いますけど、表紙の絵と同じものが絵に隠れている国もあれば、まったく違うことをその子がしている国もある。そもそも、その子が木の陰にこっそり隠れている、なんて、たぶんコンセプト間違えたよねっていうのもあります。
人がわからないくらい小さいのもあれば、とても大きいのもあります。
上がINDIA、下がLAOS。
絵のタッチが全然違いますよね。INDIAの方は、同じポーズでいるんで探しやすいんですけど、LAOSの方は、この男の子がお父さんに手をひかれて歩いているので、服装を手掛かりに「ここにいた!」という感じです。
ちいさい子どもは絵をよく見ている
ちいさい子どもは要は絵を見ているんだな、とつくづく思います。お話よりは絵。だから、この本が英語であるかは関係ないんですね。
絵にあるいろんな情報が楽しくて仕方ないみたいでした。
タイだと象がいたり。風船持ってたり、お花を売っていたり。
よく間違い探しがありますよね。あれは難しいみたい。
でも、何かを見つけることはできるみたい。
似たようなものだと無理ですが、ある程度違えばできるみたいです。
これが楽しくて。
ベッドで、「この子どこにいる?」と聞いて、「ここ!」みたいなことです。2歳の段階で、ほぼどこにいるか見つけられる、というか、どこにいるか覚えたようでした。
アジアの国の勉強にもなるし。もう少し経てば、英語で聞いて探せるかもしれないし。まだ勉強に使えるような気がしています。
英語もそんなに難しくないんですよね。こども向けだから。
ちなみに、日本は運動会の絵です。確かに外国から見れば異文化です。