読み聞かせも3年目に入りました。
あっという間に、娘も3年生になりまして、読み聞かせも3年目に突入。
基本的に自分の子どものクラスに当ててくれるので、私はまた娘のクラスで読み聞かせを続けています。2年生は「読み聞かせ」が結構成立していて、たとえば一番受けたのは、「ぐうたらとけちとぷー」。
その他にも星新一。
こんなのにもチャレンジしました。
期待した通り、多少のムーブメントではありますが、SFショートショートにはまる子どもも何人か出たようで、国語の先生としては作戦通りでした。
というわけで、3年生になってしまうと、基本は「読み聞かせ」ベースで本を考えてます。
先に今年の狙いを書いておくと、やっぱり推理物、探偵物だろうというのが一番。それからきっと歴史ブームももうそこまで来てるのが3年生だろうから、歴史系。あとはませた女の子がきっと流行の「5分後」シリーズあたりを喜ぶに違いない。ミスリード系ですね。
そんな感じで、今年の第一回は、「謎解きホームルーム」にしました。
大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。
この作品は産休でやってきた担任の先生が謎解き好きの車六(しゃろく)先生で、この先生の提案で、金曜日にホームルームの誰かが作った謎解きをみんなで共有して、そして答え合わせをする…なんていう話。
つまり、問題編と解決編がわかれていて、みんなで謎解きができる。
そういえば、小学生のころ、こういう推理物にはまったなあ、というのが、このシリーズを見つけたきっかけ。このシリーズは人気シリーズらしくすでに5作出ている。
正直言うと、トリックというか、気付くヒントみたいなものは簡単で、ある意味ではよくあるものかもしれないけれど、そういうところがまずは推理にはまるきっかけなんだよね…みたいなことです。
実際読み聞かせてみて、謎を解こうとすると、みんなで考えて、ある子が「おれわかったかも!」なんて推理を発表して、当たってたからヒーローになる…という展開で盛り上がりました。
娘は、「次もあれがいいと思うよ」なんて言ってたし、まあ、諸事情で次は違うやつを読むことになるんだけれど、そうこうしてるうちに娘は学校の図書館で2を借りてきて読んでいました。
というわけで、おすすめの一冊です。