絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

「おもちのきもち」は、絵がかわいくて、楽しい絵本!

今日の紹介は「おもちのきもち」です。

新年も明けまして、そろそろだいぶ経ちますが、今日は「おもちのきもち」の紹介です。

 

年が変わっても我が家の絵本大会は続きます。

昨年末にお姉ちゃんは5歳になりました。

5歳になって、自分で読む、特に自分で音読するのが楽しくなってきたようです。

一方、絵本の方は昨年後半は「こんがらがっち」などの体験型絵本にドはまりして、そんなのをずっと買い揃えました。

ehon.manebi.tokyo

お姉ちゃんはものづくりにはまっていて、テレビ番組で言えば、Eテレの「ソーイングビー2」が大好き。それからyoutubeの、モノづくりチャンネル、たとえば「鬼滅の刃」の、部屋を作ったり、人形作ったり、スライム作ったり…そんなのを喜んで見ていて、紙とか布とかを持ち出して一生懸命似たようなことをしようとしています。

そんな流れもあって、いわゆる絵本らしい絵本、物語性のあるような、そんなものからはちょっと離れているのかな…なんて思っていたんですよね。

でも、昨年の年末あたりから、モノづくりブームと並行して「音読ブーム」が来てくれたおかげで、また、絵本らしい絵本をほしがるようになってきました。

まあ、「こんがらがっち」シリーズを全部買いつくしたっていうのも大きいんだと思うんですけどね…。

 

「おもちのきもち」は鏡餅が家から逃げ出して…

「おもちのきもち」はどうもいつものパターン、保育園で読んでもらったお気に入りのようです。

そういえば、お正月の本ってないよな…というのと、なじみのある「かがくい」さんの本ということもあり、ピンポイントで買いに行きました。

※大きな画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

この絵を見ればわかりますよね?かがくいひろしさん。

我が家では、大ブームだった「だるまさん」シリーズと「おしくら・まんじゅう」のかがくいひろしさんです。 

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もはや「だるまさんが」は新定番ですよね。

自分自身が子供のころは知らなかったけど、赤ちゃんからはじまって、だんだん成長するにつれて、かがくいさんの本の中でも進化するんだなあ…ってちょっと感慨があります。

さて、この本。

たごさくさんちの鏡餅が家から逃げ出して、そして、家の外で、なんだか変なことになってしまいます。

どうして、そんなことになってしまったかというと、それはおもちにはおもちの事情があって、おもちのきもちを考えないといけないんですね。

おもちにも「きもち」があって、ぼくらにわからないその「きもち」がこんなことを引き起こすんだっていうおもしろさですね。

というわけで、この本は物語がきちんと進んでいきます。言葉のおもしろさもあるし、絵の楽しさもあるけど、物語を楽しむ…っていうのが、音読にはまりはじめた5歳のお姉ちゃんをひきつけるんだと思います。