今日は絵本ではなく、図鑑の話です。紹介するのは「おもしろいいきものポケット図鑑水族館へ行こう!」ですが、図鑑を子どもがほしがった話です。
子どもがなぜか「図鑑」をほしがった…
話のスタートは、いきなり「図鑑」をほしがったところになります。なんだかわかりませんが、突然、彼女は図鑑をほしがったんです。
まず、どこで図鑑なんていう言葉を覚えたのか?
どこで図鑑を見たのか?
そういう体験でもなければ、図鑑なんてほしがるわけはないので、自分たちの会話とかそういうものを遡ってみたんですが、どうも心当たりがないわけです。
自分自身は、どこのだかわかりませんが、家に図鑑があって、特にその中の動物図鑑が大好きで、動物ごっこをしてみたり、将来はアフリカに行く動物学者になるといってみたり、一時期、図鑑によって、ものすごく楽しかった覚えがあるので、確かに図鑑は大事だと思っていたんです。
甥っ子をターゲットに内祝いで図鑑を贈ってみたりね。
きっとこの時代だから、パソコンとネットがあれば図鑑なんていらないという人もいれば、辞書とか図鑑とかは重いからデータで入っている方が便利なんていう人もいると思うんですけど、子どもの場合は、必ずしも調べるんじゃなくて、眺めるのが楽しいんですよね。
なんだか、いっぱいの動物が載っていたりね。
だから、「図鑑」と言われれば、渡りに船ではあるんですが、とはいってもですね、いざ図鑑となると困る。
絶対そろえたくなるに決まっているし、字も読めない段階で、それを選べるのか…小学館か、それとも学研か。人にあげるなら、適当でいいけど、自分の家となるとね、ちょっと考えたくなります。
というわけで、しばらく、この「図鑑ほしい」という攻撃をかわさなければいけなくなるわけです。
動物や魚を眺めるだけの準備をすでに完了しているし…
というのも、すでに動物や魚を見せるというか、そういう彼女の興味には結構こたえてきたつもりでいるんです。
何度か紹介してきたのは、
「すいぞくかんのあいうえお」です。これも立派な図鑑のひとつ。
どうぶつとさかなのパズル。これだって図鑑の類いです。だいたいこれで、動物とか魚の名前を覚えたんだから。
だから、彼女が「図鑑」といっている以上、それは「図鑑」なんだろうということはわかります。でも、本格的な図鑑がどれほど今必要なのかはわかりません。
というわけで、なんとかしなければいけない。
ほしいとなったら、ほしいのが彼女だし、しかもそれが「図鑑」ですから待たせる必要もないし。おもちゃとかアイスなら我慢してもらいますけどね。
というわけで、この「図鑑」問題、しばらくの間、我が家を悩ませる問題だったわけです。
水族館でミニ図鑑をみつけた!
というような状況だったわけですが、これ、ちょっとしたことで悩みが解決しまして…。鴨川シーワールドにいったとき、お土産コーナーを物色していたら、まあ、こういうのあんまり買わないタイプの家なんですが、彼女ご所望の、「図鑑」があったんです!
しかも、お土産をそれにできる。というわけで、買ったのがこちら。
ポケットサイズで、図鑑というよりは、豆知識みたいなものなんですが、最終的に図鑑は買うつもりですから、別にそれはかまわないわけです。
これをひらいて、読んでもらってご満悦。
勉強しているような気分なんでしょうね。
「これなあに?」「〇〇だよ」という感じ。
「〇〇するんだって」「ふうん」という感じ。
なかなか楽しいですよ。一通りおさえてるし、豆知識が多いから勉強にもなるし。
彼女のお気に入りは、オーストラリアアシカ。すごい変な顔した写真でのってるんです。で、説明が「なんでも食べる」。
イルカとかサメとかの説明から始まるので、最初の内はそういうところばっかり読んでいたけど、また水族館にいくときは、もっていったら楽しいかも。
旅館帰ってからも、「これ見たよね」みたいなことで盛り上がりました。
まあ、すでに本格的な図鑑は買ってしまってはいるんですが、そこまでのつなぎの図鑑としてはよかったかな、と思っています。まだ使えそうだし。