絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

2才間近の弟は、「たまごのえほん」と「ぺんぎんたいそう」などにはまる…

さて、今日は2才間近の弟に、スポットをあてつつ、絵本の読書傾向を紹介していきたいと思います。

弟は間もなく2才になろうとしています。どんどん成長してきて、自己主張が強くなっております。言葉はまだまだです。

前にも書きましたが、はっきりいうのは、「パイパイ」「バイバイ」。あとは片言で、「ドッジョ~」「チョーディ」「アッヂィ」「オッグゥイ」などなど。あとは首を縦にふるか横にふるか、指をさすか、物を投げるか、倒れこむか、泣くか、などでコミュニケーションをとっております。

というわけで、今日はこいつの読書傾向をもう少し説明しておこうと思います。

 

我が家ではここ最近、毎晩「えほんたいかい」が繰り広げられる。

 ここのところ、我が家では、寝る直前、ベッドで「えほんたいかい」が繰り広げられます。

といっても、ただ絵本を読むだけです。

しかし、ベッド以外では、「えほんたいかい」はしません。絵本はいつどこで読んでもいいんですけど、「えほんたいかい」はベッドで行われます。

あと、読む本が決まっていて、たいてい「えほんたいかい」では「おしくらまんじゅう」が読まれます。ほぼこれだけといってもいいですね。

つまり、ベッドで「おしくらまんじゅう」を順番にやるのが、我が家の「えほんたいかい」の実態ということです。

これが、なんだか知らないけれど、最近のものすごいヒットなんです。

ehon.manebi.tokyo

 

お気に入りは、動きのあるものが一番。「ぺんぎんたいそう」と「だるまさんが…」

で、2才が近づいてきた弟の、最近の流行りは、絵本とともに体を動かすという感じ。「おしくらまんじゅう」もそうなんですけど、要するに、真似して体動かすのが楽しいみたいです。

そういえば、先日、保育園の発表会がありまして、1才の弟も「生活発表」として、「だるまさんが…」をやりました。

うちの弟くんは、最初は軽快に先生に手を引かれながら舞台に先頭で登場しましたが、あっという間に、大泣きして、そのあとは最後まで泣き続けておりました。

まあ、名前を呼ばれて、泣きながら、手を挙げて返事する、という技で、会場を笑わせてはくれましたが…。

で、みんなの発表は、「だるまさんが…」に合わせて、腰を振り、そして、「ドテッ」とかやるんですね。かわいらしい。

ehon.manebi.tokyo

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そういえば、「だるまさんと…」で、「う~ん、ぱっ、やった~、ピース」なんて喜んで家でやってったっけ。てっきり、発表会で、「だるまさんと…」をやるんだと思っていたら、「だるまさんが…」でした。

練習、「だるまさんが」でやればよかった。

まあ、彼としては、本当は「できた」ということを主張したいらしく、「だるまさんが…」と声を出すと、腰をふり、ドテッとかやってくれます。

遅いんですけどね。

まあ、「できる」というところを見せたいんでしょう。

で、あとは「ぺんぎんたいそう」が好きみたいで、体操見せてくれます。

ehon.manebi.tokyo

そういえば、お姉ちゃんはあんまり、これに乗ってくれなかったので、この本が日の目を見れてちょっとうれしいです。

手をふり、足をあげ、ジャンプ!で、おしりをふる…。

これもかわいいですよね。

というわけで、ここのところ、彼は体を動かすことにはまっております。

 

仕掛け絵本も鉄板。自分で選んだ「たまごのえほん」

 で、今日の新しい絵本紹介は、「たまごのえほん」。

いまさら?っていう感じですけど、彼がこれを選んだんです。

そう。

本屋で、赤ちゃん絵本のコーナーで立ち止まって、この本を見つけて、離さない。もう買いますからって感じで抱きしめて、お姉ちゃんが本を読んでいるところに行ったんですね。

まあ、しょうがない。

考えてみれば、いっつも、お姉ちゃんに本をとられちゃうし。お姉ちゃんは、もうおもしろくないはずなのに、弟が読みだすとお姉ちゃんがとる。

使ってないおもちゃって、人が「やりたい」っていうと、その時だけ、ほしくなるんですよね。人の欲望は他者によってつくられる。

ふだんは友達だったのに、その友達を誰かが好きっていうと急に、意識する。

だれも欲しがらないものは欲しくない。誰かがほしくなってからほしくなるから、奪い合いになるし、遅れる。

うん、「こころ」の先生ですね。

というわけで、ここは国語のブログじゃないから、興味ある人はそっちにいってもらうとして、まあ、彼専用の絵本ができあがるわけです。まあ、当然、お姉ちゃんがほしがりますけど、ここは彼の絵本ですから、堂々と読めるわけです。

これ、大事。

※大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

いつもの仕掛け絵本で、たまごがパリパリとわれて、いろんな生き物が生まれてきます。たまご、殻をめくるんですけど、確かに割れて生まれてくるみたい。

彼はうれしくて仕方ないみたいで、で、先日。

彼は、KUMONでやっている、「まっすぐズンズン」的な、要は線を引く練習という名のもとに、ぐちゃぐちゃと鉛筆を走らせて、自慢げに見せるという、あのことを、買ったばかりの「たまごのえほん」でやってくれました。

さすがです。

買ったばかりの絵本が線だらけ。

でも、自慢げに見せてくれます…。「うわあ、すごいね。書けるんだあ」としか言いようがありません。彼が偉いのは、他の絵本ではやらないこと。

お姉ちゃんのだから。

逆に言えば、この本は「ぼくの!」って思っているってことでしょう。

まあ、よかったのかな。