絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

「ラストで君は『まさか!』と言う 素敵なカン違い」読み聞かせを逆手にとるなら、叙述トリック!

読み聞かせの振り返りシリーズです。今日は「ラストで君は『まさか!』と言う 素敵なカン違い」です。

今年の読み聞かせシリーズは、なんとなくわかってもらえるかと思いますが、絵本ではありません。最初から読んでもらうとわかると思うんですけど、1年生の後半ぐらいで少しチャレンジをして、2年生でだいぶその傾向を強めました。星新一とかね。

そして、3年生では、ちょっと流行りの本を使って、徐々に本の世界に引き込もうという魂胆です。

SF、伝記、推理、歴史…というあたりから攻めてきて、今はとりあえず流行ものでがんばっております。

というわけで、前回の「5分後シリーズ」だったわけですが、その延長線上で本屋で出会ったのがこれ。

※大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

すでに大人気シリーズとなっていて、なんとこれが20作目だそうで、絵本ナビで調べると、29冊はあり、AIによると約50冊だそうです。

ぼくらの知らないところで時代は動いていて、流行が作られているわけですね。

この1冊しか読んでいないので、詳しくはわかりませんが、叙述トリックが中心です。文字で見ている、聞いているとカン違いしてしまいますが、映像で見ていたらひっかからないぞ…というようなものが多いかも。

どうせ読み聞かせをするのなら、それを逆手にとってカン違いを楽しんでもらおう…という感じです。

もちろん、人気の「5分後シリーズ」と同じような展開でもありますが、まあ、それはそれとして。正直、それぞれ1冊ずつだと、二つのシリーズの違いはよくわからなかったと思います。

でも、子どもたちは、終わった後に、ちゃんと図書館に行ってくれているようで、紹介できてよかったです。