今日は、弟のためにはじめて買ってあげた「あおくんときいろちゃん」です。そして、夏から始まる「みんなのレオ・レオニ展」の話です。
子どもをもって、「レオ・レオニ」を知る
子どもをもって、絵本を探すようになると、さまざまな名作を知るようになります。そもそもの「スイミー」だって、自分の印象では、教科書に載っていた話で、で、英語の絵本を入手して持っていたというだけの話。
だから、それがレオ・レオニであるというのは、お姉ちゃんにスイミー読ませたあたりでも、意識していないんです。むしろ、翻訳の谷川俊太郎の方が気になるくらいで、それだって、英語版を持っているわけですから、自分の英語の訳が間違っていないか、本屋で日本語版を読んでみようと思って、はじめて気づいたぐらい。
上の記事を書いている時点でも、「レオ・レオニ」という名前をどれほど意識して書いていたかあやしいものですね。
ただ、子育てをしていると不思議なもので、有名なものは自然と情報が集まってくる。うちの子愛用のグラニフも、スイミー買ってるんですけど、おんなじテイストのカメレオンやネズミがいることは当然気づいていました。
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なんとなくこんなことで覚えるんですね。
で、本屋に行って、絵本紹介の本とかを読めば、「ああ、これかあ」となってくる。実際に、本屋で探せば見つかるし。
というわけで、なんとなくレオ・レオニは、自分の中に刻まれていくわけですね。
弟のために買った最初の絵本は「あおくんときいろちゃん」
前に、弟のために本を買った話を書きました。
お姉ちゃんの絵本がありますから、弟は最初からたっぷり絵本を持っていることになります。徐々に増えていくのでなく、いきなり大量の絵本があって、読み放題。だから、弟の方が、教育的には恵まれていますが、それは誰がチョイスしたんだ、誰のためにチョイスしたんだ、と言われれば、かわいそうなぐらい、弟のためではないわけです。
というわけで、最初に買ってやる本くらい、ちゃんと選んであげたいな、と思ったわけです。
それが、「あおくんときいろちゃん」。
※大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。
レオ・レオニの第一作。お姉ちゃんに絵本を読んできたおかげで、ついにこれが選べるようになりました。我ながら成長です。
ストーリーは、なかよしのあおくんときいろちゃん。あおくんがおるすばんしてて、きいろちゃんに会いたくなって言いつけを破って会いにいき、うれしくてぎゅっとしたら、みどりになっちゃう…という話。みどりになっちゃったら、おとうさんやおかあさんは、うちの子じゃないって始まって…という。
単純に紙をちぎったような、ぬりたぐっただけのような、色だけなんですけど、不思議と人のように見えてくるんですよね。
おすすめ絵本になっているので、やっぱりこういうのがいいよなと。しかも0歳に…と書いてあったから、買ったんですけど、やっぱり0歳にはちょっと難しくて、結局お姉ちゃんが喜んで読むという…。でも、この名作は弟のものだから、それが残るのが、大事なことなんです。
今回、買ってから書くまでだいぶ間があるんですけど、その間、弟の喜ぶエピソードがあれば…と思っていたんですけど、結局なく、まだ弟にはやや早い絵本となっております。
「みんなのレオ・レオニ展」が始まる!
というわけでいつの間にか、うちには三冊のレオレオニがあるわけです。あと一冊が何かはまたあとで。
と思っていると、「みんなのレオ・レオニ展」が東京で始まるようですね。
今が広島ですか。もう終わったところもあるようで…。
行ってみたいけど、ちょっと見る限り、子ども向けではなさそうですね。やっぱり、子どもでも楽しめるようなのがうれしいな。
まだ先なので、もう少し下調べをして、どうするか決めようと思います。