絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

「いろをおぼえる トーマスのミニえほんばこ」で、電車好きの弟は大満足!

今日は、「いろをおぼえる トーマスのミニえほんばこ」の紹介です。

 

そろそろ二才になる弟は、まだしゃべらない…

現在1才の弟は、もうしばらくすると二才になります。

まだ、まったくしゃべりません。もちろん、「バイバイ」「パイパイ」「ウン」などは使いこなしますし、なんだか訳のわからない言葉も発します。

最近は歌も大好きで、「あひるの行列」にあわせて、おどりながら、最後の「ガアガアガア」とかっていうのはやっています。

言葉はだいぶ理解していて、コミュケーションはとれます。モノを持ってくるとか、そういうことは余裕。こっちの話している内容で泣き出したりすることもあります。

でも、しゃべらない。

これ、お姉ちゃんと同じなので、あまり焦りません。お姉ちゃんのときは少々、焦りましたけどね。全部早いのに、言葉だけおそいから。

心配してましたけど、2才になった途端に、ものすごい勢いで話し出したので、きっと同じだろうと思っています。

おそらく、ですが、

  • 与えている語彙が、赤ちゃん言葉でなく、大人の言葉であること。
  • 与えている語彙が、差別化されず、膨大であること。

あたりが、話すのが遅い原因だと分析しています。発音しにくい語が多いし、全部が自分のための言葉だと彼は思っているわけです。

お姉ちゃんも、使っている語彙がかなり大人で、難しい言葉なので、おそらく、彼は今、必死にそれをためこんでいる状態であろうと。

そんな風に分析しています。

だから、悪いことではなく、順調に進んでいるんじゃないか…なんて思っているわけです。

 

そして、電車が大好き!

彼の好みは、現在、電車。乗り物全般に興味はありそうですが、電車が別格のようです。

マンションから駅に向かうところで、電車に出会うわけですが、彼は電車が通るたびに、「バイバイ」と手をふります。もちろん、「アッ」から始まって。

ぼくらも、この傾向がわかってから、まずはダイソーの100円の電池で走るおもちゃを与え、そしたら、自分が小さいころに使っていたプラレールのレールだけがうちにやってきて、当然、これは電車好きと気付いた「ばば」によって実現されるわけですが、そこから今はプラレールも、トーマスと安売りしていた立体になるちょっと古い記念モデルかなんかとを手に入れて、彼は走らせて満足しています。

ちょっと、でかけようとすると、必ず、その電車を手にして一緒に行く。「ひとつだけだよ」というと、パタパタ走って、ひとつにしてきます。

本屋に行けば当然、電車の本がほしいわけで、本当に不思議なものですが、男の子はどうしてこうなるんでしょうね。

おねえちゃんも電車に同じように手は振って、育ったけど、結局プリンセスに行くわけだし。

 

トーマスランドで、パーシーがお気に入りに。

そうなると、親というのは、そういう遊び場に連れていきますね。

近くの公園にSLがおいてあるので、それを見せにいき、当然、プラレールもSLを持ち、お姉ちゃんも行った室内の、トーマスランドに連れて行き…。

たいしたところでない、なんて書いたら怒られちゃいますけど、お姉ちゃんは実は入るだけで、お金使ったことなかったんですけど、弟の要求は「乗りたい!」ってことで、何回か行ってはじめて、トーマスランドのコインを買って、乗り物に載せたりするわけです。

ある程度は、お姉ちゃんも楽しむわけですけど、ミニ映画みたいなのが見られる、トーマスとかに乗れるアトラクションがあって(これだけが唯一遊園地的。あとはゲームセンター的なので)、これに乗るといって聞かない。しょうがないからコインを買い足して、おかあさんといっしょに乗せました。

ちなみに、お姉ちゃんは、乗らないと。暗いのが怖いように見えたのか、ともかく乗らないと。代わりに、キャラメルポップコーンを要求し、それを満足げに食べていました。

彼が乗ったのはチョコレートパーシーで、それがうれしかったようで、すっかりパーシーのファンに。

ちなみに、ここまで、トーマスはおもちゃで持っているだけで、アニメも見てはいないんですが、おかげで大好きになりました。

お姉ちゃんが食べたポップコーンの入れ物に印刷されている機関車たち、とくにパーシーを今も宝物のように彼は持っているわけです。

 

でも、トーマスの絵本て、お話が複雑だから…と思ったら、いいのがありました。「いろをおぼえるトーマスのミニえほんばこ」

ようやく絵本の話になりました。

だから、本屋に行くと、電車の絵本を買ってあげたくなるわけです。いろいろと電車の本はあるわけですが、図鑑みたいなのをのぞくと、ちゃんとした本は、意外と話がむずかしい。

もちろん、赤ちゃん向けの電車の絵本もあるんですけど、彼は、ちゃんとした電車の本がほしいわけですね。

絵本の、トーマスコーナーを教えると、「この中から選ぶ」と。となりには「プラレール」の絵本コーナーもあって、どっちでもいいみたいなんですけど、ここから選ぶ、という意志表示。

さすがに、プラレールのカタログ的絵本買ってもしょうがないから、トーマスだよなあ、とは思うんですけど、トーマスのって、話がちゃんとしているっていうか、もうちょっと大きい子向けだと思うんですよね。

なので、選びかねていたところで見つけたのがこれでした。

大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

6冊、色別の機関車の形をした絵本が入っていて、おでかけ対応で頑丈。しかも話はなくて、色を覚えるだけ。

「トーマスはあおいきかんしゃ」ぐらいの感じです。「うみもあお」ぐらい。

1800円だから、一冊当たり、300円だし、いい感じ。

一冊は彼が片手でつかめるぐらいで、デザインもかわいいから、トーマスやパーシーがそこにいる感じ。赤はジェームスね。

で、まだしゃべらない彼にとっては、色をおぼえる、という設定もいい感じ。きっと、このあと、「あお」とか「あか」とかやってくれるだろうし。

我ながらいいのは見つけたぞ、と思っています。

たぶん、これ、男の子の出産祝いとか、そういうのにも向いてますよ。おもちゃみたいな本。

買った翌日、彼は、一冊にぎりしめて、たぶんパーシーでしょうけど、保育園に持って行って先生に自慢したそうです。

そうそう、この数日間を経て、彼の語彙に「パーシー」が加わりました。「お父さん」はまだ「タータン」ぐらいのくせに。

今日はさらに「トーモッ」に「ジェイムッ」も言えるように。機関車の名前おぼえて、いえるなんてたいしたもんだ。

ちょっと悔しいけど人生そんなもんですね。