絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

1歳目前の弟が本に興味を持っているという話。本当かすりこみか…

ここのところ1歳の弟に本を読んでおります。お姉ちゃんの方は必ず「読んで」となりますからね。というわけで、今日はそのあたりの雑感です。

 

保育園に通い出した弟

奥さんが育休を終え、復職に向かっております。運のいいことに、お姉ちゃんと同じ保育園に入れまして、保育園に入るだけでも大変な首都圏においては、こういうのって本当にありがたいことです。前にも書いたんですけど、すごくいい保育園だと思うんですけど、立地とか、施設とかからすると、確かに人気が出そうではないし、最初にいい選択ができたような気がします。仮にお姉ちゃんが運良く立地がよく人気のある保育園に入っていたら、同じ保育園に弟が入っていたとはかぎらないですね。そんな話はよく聞きます。というわけで、非常にラッキー。

現在は慣らし保育の期間です。いきなり熱出したりして、ちょっと時間はかかりましたが、そろそろ本格的に保育園に通い出します。

小規模で、お姉ちゃんも通っているから、みんな知っている人ばかり。先生方もそうだし、お姉ちゃんの同級の妹がいたりするから、保護者の方も知っている人が多くて、気楽ですね。

「本が好きでお姉ちゃんそっくり」という評価をいただき…

まだ、ほんのわずかな保育園生活ですが、弟はかなり成長中。お母さんから離れれば泣くものの、そんなの慣れですからね。だんだんと平気になるというか、平気だということにしております。

保育園ではやっぱり泣いたり、食欲がなかったり、落ち込んでいたりするようですが、目に見えて変わったのが、家でお母さんじゃなくても大丈夫になってきたこと。

お父さんのぼくとしてはサイコー。こっち来て遊んだり、ご飯食べさせたり…。さすがに寝かしつけはお母さんをせがみますが、寝てしまえば、こっちと一緒に寝ることもだいぶ可能になりました。

朝だって、今まではずーっとお母さんと泣いてましたが、最近は一度くっついていることがわかれば、もう一緒に遊べます。

人間てすごい成長をしますね。

やればできるというか、やるからできるというか。

で、ですね。

その保育園の先生は去年までお姉ちゃんの担任の先生だったんですが、その評価は「さすが、〇〇ちゃんの弟ですね、本が大好き」とのこと。

そんなにね、本を山ほど読んであげてない、というのが私の負い目なんですけど、この評価ですよ。

だいたい泣いているらしいんですけど、本を見ると泣き止むと。

それだけっていうと怒られるけど、それで、この評価。いや、話を聞くと、おもちゃでも遊ぶらしいし、いろいろやってるんですよね。おもしろければ泣き止むだけ。

でも、こうやって褒められるんです。お姉ちゃんのおかげで。

人間てこわいですよね。こういうちょっとした先入観に近い評価で、人から見る目が変わり、その人から見られる目で、自己評価が決まっていくんです。

だから、早期教育は重要、というのが実は私のここまでの認識なんです。

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いやね。わかっていても、先生から褒められるとうれしいですよ。親も調子に乗っちゃうところがありますね。

「うちの子、本が好きなんだ…」って。

でも、まだ本を読んで笑うわけでもないし、たぶん、先生がお姉ちゃんの印象があって、そのおかげでちょっとした「本を見ていた」「本で泣き止んだ」という程度のことが、「本を好き」という評価にされるわけですね。

基本的にこういう褒め役は「ババ」が適任であるケースが多いです。ババは褒めてくれるから、でも、ババであっても親は自信になりますよね。

それが先生だったら…。

今は核家族で地域がなくなっているから、こういう自信をつけてくれる他者がいない。褒めるだけじゃなくて、親が悩んでいたら、「うちもそうよ~」とか「みんなそうだよ~」みたいな話がない。

この私のブログもそうですが、ネットで検索すると、うまくいった例ばっかりでしょ?たまに失敗した話とか、悩みとかがあったにしても、コメント欄とかで、「解決法」が示されちゃって、なんだか正解がある感じになるんです。

でもね、本当は、悩みの共有が大事。解決なんかなくていい。みんな同じなんだ。それぞれ悩みがあるんだ、でいいわけですね。

だから、本当は保護者会とか、懇親会とかは「うちもそう」大会をするといいんですよね。

というわけで、うちの先入観作戦は今のところうまく機能しております。

 

最近の弟(1歳目前のお気に入り)

彼のお気に入りは、やっぱり仕掛け絵本系らしいです。

まずはこれ。 

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穴空いてるのがいいみたい。固いから、かじっても親が怒らないし。投げると音がするし。

正しい本の読み方とは思えませんけど。

それからこれ。

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仕掛け絵本でひらけるのがいいのと、やっぱり動物が好きみたいです。

今日はこれを自慢げにこっちに向けて開いていました。先生の真似ね。

いや、ただ本で遊んでいただけですよ、きっと。新聞をきりさくのと一緒ですね、きっと。でも、うちでは、「本が好きなんだ」「先生の真似してる」「おねえちゃんといっしょだ」と思うようにして、ポジティヴ評価をしております。

ジョージと一緒。キュリオスです。

というわけで、少しずつでも本を読んであげたいな、と思う今日このごろです。