絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

最後にともだちを考える「ぼくのともだちは、あたまに はながさいている」「ともだち」

今日は、小学校1年生最後の読み聞かせとなった「ぼくのともだちは、あまたに はながさいている」と「ともだち」です。

さて、この絵本の真似びも、書くことを再開して、今年1年の読み聞かせ記録をなんとか行ってきました。

来年もやるつもりではいますが、とりあえず、今年最後となったのは、「ぼくのともだちは、あたまに はながさいている」と「ともだち」です。

紆余曲折ありながら、とりあえず読み聞かせをやることにして、緊張しながらスタートしました。

なにしろ、お母さんばっかりだし、読み聞かせのプロっぽい方もいらっしゃるし、まあ、どうしましょう…みたいなスタートでした。なんか交流的なものがあったら、やりにくいじゃないですか。お母さんの中に、なぜかお父さんがいて、平日の朝になんとなく読んでいくって…。

そうだ、そもそもこの話をしてませんでしたね。

大体、月に一度あるかないかぐらいの回数でした。そもそも二週間に一回ぐらいなのかな、子どもたちは。それを二回に一回ぐらいの感じで自分の当番がやってくるので、私としては月一回。

曜日は固定で、たまたまその曜日に、1時間目2時間目の授業が入っていなかったので(私の仕事は先生ですから)、読み聞かせをしてから行くことにしたのです。学校の先生は、時間的には結構ブラックな感じがある分、実は一定時間までうちの学校では遅刻を許容してくれて、まあ、回数も少ないし、なんとか認めてくれました。認めてくれなかったら、有給使うつもりでしたけど。

というわけで、やってみた感じでいうと、こういうのは有給使ってでも参加した方が楽しいなあ、ということ。

うちの子どもの学校は新設ということもあり、PTA組織がなく、ボランティアで運営していたりと、恵まれていることもあるんですが、学校に関われるし、かといって変なしがらみもできなくて、本当に、朝行って、読んで、帰ってくる…というだけで、ほとんど会話もありません。もちろん、始まるまでの間に近くの席のお母さんとちらっと話すことはありますが、全体の打ち合わせもなければ、先生とのご挨拶もなければ、気を遣う局面はありません。

なので、今年は、旗振りボランティアと、スポーツテスト的なやつの補助に参加しましたが、来年もなんとか…とは思います。

まあ、徐々に娘がいやがってくるような気もしますが、今のところはそうではないので、今のうちに経験できるものはしておこうと思います。

さて、というわけで、最後の読み聞かせなので、それっぽく…ということで、「ともだち」をテーマにすることにしました。この間、保護者懇親会で先生に聞いたら、毎年クラス替えはあるらしいし、じゃあ、ともだちにしよう、ということで。

※大きな画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

「ぼくのともだちは、あたまに はながさいている」は、蔦屋書店の新作で見つけて飛びついた感じ。なんとなく、いいかなあと思ったのがすべてです。

ぼくのおともだちは、頭に花が咲いているんですが、あるとき、彼が帽子をかぶってきて…。先生が教室では帽子をとるんだっていうから、とると、花が散って、枝だけになっているんです。そこで、ぼくは…という話。

これだけでは短いから、少し前に同じ蔦屋書店で見つけた谷川俊太郎さんの詩を絵本にした「ともだち」もセットで。和田誠さんがイラストを描いていて、絵本のような作りになっています。最後に少し、ともだちを考えてもらおうと思ったふたつの本ですが、思ったより、真剣に聞いてくれて。いつものようにこどもたちは思ったことを口にして、会話しながら読むんですが、次のフレーズを読み出すと、きちんと静かになって聞き入ってくれるんですね。

やっぱり、いい本なんだなと思います。

そして、子どもたちの成長も感じました。

というわけで、もし、みなさんもボランティアの募集とかあったら、是非やってみてください。月に一度ぐらい、休みもらったりしつつ、チャレンジしてもいいんじゃないかな、なんて思います。

結構楽しいですから。

来年もできるといいなあ。

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