さて、年の瀬となりまして、クリスマスに向けた絵本紹介の最初は「さむがりのサンタ」です。
年の瀬になってくると、絵本はクリスマスのものであふれます。まだ、山ほどのクリスマス絵本があるわけではありませんが、それでもある程度クリスマスの絵本がたまってしまいました。
というわけで、年末に向けて、こまめにこうした絵本や今年こどもたちがはまった絵本を少しずつ紹介していきたいと思います。
今日は「さむがりやのサンタ」です。
クリスマスってなんだか楽しい気持ちになりますよね~さむがりやのサンタ
クリスマスが近づいてくると、なんだか無性に楽しくなってきます。私の世代は、やっぱりハロウィンには、あまり思い入れがなくて、なんといってもクリスマスの特別感が上回ります。
ケーキとチキンと…といった定番かもしれないけど、そういうメニューで、なぜかパーティが始まるような、あの感じ。
そして、なんといってもプレゼント。お姉ちゃんにとっても、「クリスマス=サンタさん=プレゼント」という図式が構築されていて、年明けから、「サンタさんに頼む」と口癖のようにおもちゃを見ながらとなえて、そしてようやく、現実味をおびたプレゼントとして、「これがいいかなあ」というような感じになっていくわけです。
そんな中、うちの奥さんが昨年買い与えていたのが次の絵本。
※大きな画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。
マンガのようなコマ割りで、だから、絵だけを見ていてもストーリーが展開されていきますし、読めばいいのはサンタさんの台詞だけ。
だから、読むのは楽だし、絵が多いからこどもにとっては、発見がいろいろあるみたいですね。
サンタさんは、クリスマスがやってくると、いやいや仕事に出かけます。だって、寒いんだもん。配らなくちゃいけないプレゼント、つまり仕事はたくさんあるし。
だから、朝からぶつぶつ文句をいいながら、ある種、いやいや仕事にでかけていきます。休憩もするし、子どもからの、プレゼントも楽しみにしてるし、でも、まじめに仕事をしていくんですね。
帰ってくると、自分へのごほうびもきちんとあるし。
なんだか、すごくリアリティがあって、だからこそ、どこかでサンタさんががんばってくれているんだなっていう絵本です。
クリスマスは仕事だっていう方もいっぱいいるはずで…
考えてみれば、クリスマスという日だからこそ、サンタさんは働かなくちゃいけないわけですが、きっとそんな仕事の方もたくさんいらっしゃいますよね。
かくいう私も、とりあえずここ10年ぐらいクリスマスは必ず遠征で、家にいられないことになっております。
だから、しっかりとサンタクロースを認識した去年あたりも、残念ながら家でいっしょにクリスマスを過ごすことはできません。
というわけで、今年もそうですが、私にできることはサンタさんに、大変申し訳ないけどお願いして仕事を増やしてもらうことだけ。プレゼントの手配を行うことですね。
今年は、今のところ、アナと雪の女王のアクアビーズがほしいとのことですが、はたして、何になるんでしょうか。もう少し、彼女の様子を見ながら、決まったら、サンタさんに頼んでおこうと思います。
はやく、一緒にクリスマス過ごせるようになるといいんですけどね…。
というわけで、クリスマスも仕事だという方、サンタさんも同じですから、一緒にがんばってはたらきましょう!