絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

国語の先生らしく「ことわざしょうてんがい」にチャレンジ!

小学校での読み聞かせシリーズは「ことわざしょうてんがい」です。

前回は、本格的な読み聞かせということで星新一さんにチャレンジしたお話でした。結構みんなついてきてくれて、それなりの手応えはあったんですが、とはいえ、小学校1年生のクラスみんなが楽しめたかというとなかなかそうもいきません。

というわけで、毎回、悩むんですよね…。次は何にしようと…。

図書館に行くのも悪くはないんですが、近くに蔦屋書店がありまして、そこが楽しいので、ついつい定期的に足を運び、買ってしまう流れになっております。

そもそも名作はみんな知ってるんじゃないかっていうところが二の足を踏む理由になるわけですから、じゃあ新作探せばいいじゃん!みたいなのは、こういう本屋に行くにかぎるわけです。

そんな中で見つけたのがこちら。

※大きな画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

何か読むための理由付けというか、意味というか、そんなのがほしくなっちゃうんですよね…。

要するに、絶対おもしろい!いける!っていう確信がないと、どうしてもこの本を読む理由を探したくなってしまう。

今回は、国語の先生らしく、「ことわざ」を知ってもらおう…なんていう目論見で選んだわけです。

はなちゃんとカッパのガタローがなぜか出会い、なぜか妖怪たちがいっぱい住んでいる商店街に買い物に行く…という話。

そこでいろんなことが起こるわけですが、その都度、ことわざや慣用句、故事成語などが飛び出してくるという感じ。

正直言って、なんで妖怪が出てくるのかはわかりませんが、子どもたちは妖怪も好きだし、まあいいかという解釈です。

実際、読み進めると、すぐことわざが出てきます。そのことわざの意味を説明したり、途中でことわざを止めて、クイズのように知っている子に答えてもらったり…。

少しでもことわざを覚えてもらえたらいいなあと思います。

話自体はことわざの分、やや難しめに感じますが、そこを説明しながらやれるとみんなでワイワイガヤガヤやれる、クイズ大会、質問大会のような感じになって盛り上がると思います。

なので、おすすめです。

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