小学校1年生の読み聞かせ記録です。
「たべものやさんしりとりたいかいかいさいします」です。
読み聞かせの条件として、当初考えていたのは、楽しくて笑えるやつ。となるとコトバ遊びのようなものがいいな、となります。
できれば、教室全体を考えると絵は小さいと見にくくなるから、大判の本か、あるいは、絵がなくても、話そのもののおもしろさで進められる本の方がありがたいですよね。
要するに、絵ありき、の本よりは、もともと童話として書かれたものに絵がつけられているぐらいの方がよい、という感じになります。
そういう観点で、読み聞かせの本を探しにいくわけですが、まあ、なかなか見つからない。
これだと、みんな知ってるかも…。
これは、絵が中心だから、後ろの方の子は見にくいかも…。
この本は長いからあきちゃうかな…。
そんなわけで、なかなかドンピシャの本を探すことができないわけです。
というわけで、見つけられなかった時に、家にある絵本からおもしろそうなだじゃれ系を探したら…というのが、「たべものやさんしりとりたいかいかいさいします」でした。
一回紹介してます。
※大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。
しりとりというのは、声に出していくのがポイント。そういう意味では読み聞かせというよりは、一緒に朗読していくのに近いかもしれませんね。
お話の方は、商店街の食べ物屋さんが集まって、お店ごとにチームとなってしりとりをしていきます。
でも、わかると思うんですけど、多くの食べ物は「ん」で終わっちゃうから大変。特にパン屋さんとか、ラーメン屋さんとか。
それがおもしろいところです。家で読むのと同じように、1年生の子どもたちは、大きな声で読んでくれます。
なので、それなりに盛り上がりました。
でもね。
もうすでに有名作品となっているらしくて、知っている子どもが何人かいました…。このお話、オチがね、おもしろいので、知ってるとね…。
いやあ、本選びってむずかしいなあ、という話でした。