絵本の真似び(まねび)

子どもが読んでいる本を紹介していきます。

お姉ちゃんの大ブーム!「おさるのジョージ」は、「ひとまねこざるときいろいぼうし」

今日は、3歳になったばかりのお姉ちゃんに訪れている「おさるのジョージ」ブームについてです。原作のはじまり、「ひとまねこざるときいろいぼうし」を紹介します。

 

おねえちゃんは「おさるのジョージ」が大好き!

とりあえず、この絵本のブログをスタートしているうちに、お姉ちゃんには「おさるのジョージ」ブームが来ています。

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当然、まだ紹介していない絵本もあるんですが、3歳になったばかりの現在、買う絵本はほぼすべて、「おさるのジョージ」となっております。いつかは、この「おさるのジョージ」シリーズについて書くんだろうな、と考えていたんですが、それにしてもこの「おさるのジョージ」シリーズを一冊ずつ書くと思うと、これはタイムリーな時に書いた方がいいや、と思うようになりました。というわけで、当面、先にこのシリーズを書いてしまおうと思うしだいです。

 

原作のスタートは「ひとまねこざる」シリーズ。そして始まりは「ひとまねこざるときいろいぼうし」

最初に買ったのは、「おさるのジョージ」と書いてあるやつでした。最初から「ひとまねこざる」と書いてあるのと、「おさるのジョージ」と書いてあるのとがあることには気がついていました。

で、どっちを買うか、となったときに、とりあえず、「おさるのジョージ」って書いてあるほうがアニメのイメージに近いのかな、はずれないのかなって思ったんですね。アニメの一話完結に近いんじゃないかなって思ったんですね。

結論からいうと、ありとあらゆる意味で間違っていました。

あの、ファンであればあるほど、「ひとまねこざる」シリーズの6冊をまず買いましょう。

まず、この「ひとまねこざる」シリーズが、H.A.レイ夫妻が書いたのが、この「ひとまねこざる」シリーズ。「おさるのジョージ」シリーズは、あくまでも「原作」なんですね。キャラクターをもとに語り継がれているのは、「サザエさん」も「ドラえもん」も一緒ですね。

でも、まずは原作者が書いたものを読んでみたい。で、実はそれがアニメにもなっていたりするので、まずはこの6冊がいいと思うんですね。

絵本なび 特集「ひとまねこざるシリーズ」

さて、この絵本ナビの紹介ページにもあるとおり、日本で出版されたのは「ひとまねこざる」が先なんですね、でも、H.A.レイさんが書いたのは「ひとまねこざるときいろいぼうし」が先。複雑だ…。

確かに、買うとき躊躇した理由もここなんですよね。どっちから買えばいいのか…。名前からすると、「ひとまねこざる」が先なんだけど、「きいろいぼうし」とわざわざつけられると、きいろいぼうしのおじさんが、ここで出てくるのか、おさるのジョージになるのはここなのか、なんて余計な推測が入っちゃうんですよね。

で、すでに両方読んだ私としては、やはり、書いた順番、「ひとまねこざるときいろいぼうし」から読んだ方がいいと思うんです。

ジョージときいろいぼうしのおじさんとの出会い

この話は、きいろいぼうしのおじさんとジョージが出会って、アフリカからまちにやってくるまでが描かれます。

※大きい画像は絵本ナビの作品紹介へのリンクです。

実は、さきに映画の「おさるのジョージ」を見てしまっていて、そこに二人の出会いが描かれていて「ああ、こんなことだったんだあ!」と感動していたんですが、やっぱり違ったんだということがわかります。

ジョージがおじさんのきいろいぼうしに興味を持ってつかまってしまったり、船に乗っても知りたがって、鳥のように飛ぼうと思って海に落ちて「おだぶつ」になりかけたり…

うちではこの「おだぶつ」が流行りの言葉になっております。

で、ようやくまちにやってくると、きいろいぼうしのおじさんの家で、電話をしりたがってしまって、消防署にかけてしまいます。これがイタズラだとわかってしまって、なんとつかまって警察署にいれられてしまいます。そこをなんとか抜け出して、そうすると、ちょっと有名な風船で空を飛んでいくシーンが出て来ます。

彼女の大好きなグラニフの長袖Tシャツに描かれているシーンなので、うれしいところですね。でも、彼女曰く、「Tシャツのジョージは帽子かぶってるから、ちがうよ」と片付けられてしまいました。このTシャツは、何の話なんだろう…

さて、実は、このあと、ジョージは、動物園に連れて行かれ、動物園は「なんてすてきなところなんでしょう」で終わります。

こうしてみると、ジョージが動物園にやってくるまでが描かれているわけで、今のようにジョージがおじさんと暮らす話ではなかった、ということになりますね。まちで暮らすつもりで連れていたけど、やっぱりまちでは、騒ぎになってしまうから、動物園が幸せだねっていう…。

おもしろいなあ、と思います。